2024年9月1日9月1日「ますますそうしなさい」(テサロニケ人への手紙 第一 4章1-12節) ■はじめに 旧約聖書の詩篇著者は自らの幸せについてこう語っています。「しかし私にとって神のみそばにいることが幸せです。(詩篇73:28)」ダビデをはじめとして詩を詠んだ者たちは、「どんな状況であっても喜びや安心は神から与えられる」と確信しています。では、私たちの生きている...
2024年8月18日8月18日「苦難の中で信仰と愛を保つ」(テサロニケ人への手紙 第一 3章6-13節) ■はじめに 新約聖書ヤコブの手紙はイエスの兄弟であり、初代教会の長老であるヤコブが書いたものです。その中でヤコブは「同じように、信仰も行いが伴わないなら、それだけでは死んだものです。(ヤコブ2:17)」と書いています。信仰はあくまでも人の内側にありますが、信仰から生まれる...
2024年8月11日8月11日「揺るぎない信仰のために」(テサロニケ人への手紙 第一 3章1-5節) ■はじめに キリストの使徒ペテロは使徒たちのリーダー格であり、キリストを心から慕っていました。ただ、彼はキリストに関わる災難を恐れて逃げたことがあります。例えば、キリストが宗教指導者に逮捕されたとき、キリストの関係者に見られるのを恐れて逃げた末に、三度「知らない」と口にし...