1月21日1月21日「わたしはあなたを大いに喜ぶ」(ゼパニヤ書3章9-20節)■はじめに 私たちはキリストを救い主と信じる信仰によって永遠の滅びから救われ、天の御国が約束されています。しかし、このことはクリスチャンの人生には苦難がないことを保証していません。皆さんもおわかりのように、キリストを信じていても自然災害、戦争、事件、事故、重い病いなど私たち...
1月14日 1月14日「主が求めるもの」(ゼパニヤ書3章1-8節)■はじめに 日本では神道に根差した行事がいくつもあります。例えば、1-2月では初詣、鏡開き、節分などがあり、通年では地鎮祭や厄払いなどがあります。神道をはじめとして世界の諸宗教では、行事や儀式のように何らかの行いによって神からのご利益を受けようとしたり、その反対に神からの災...
2023年12月31日12月31日「諸外国のさばき ②モアブ、アンモン、クシュ、アッシリア」(ゼパニヤ書2章8-15節)■はじめに 「人はなぜ教会を去るのか(勝本正實,いのちのことば社)」という本に、「日本で宗教は「救急箱」の役割を持つ」とありました。というのも、宗教は信じて従うものというより、自分の目的を果たすための手段として価値を持つ、と日本人は理解していると見えるからです。しかも、神道...
2023年12月17日12月17日「諸外国のさばき ➀ペリシテ」(ゼパニヤ書2章1-7節)■はじめに 現代社会では、他者よりも優っていることを良いとか喜びになる、という思想に包まれています。例えば、身分、地位、学歴、収入などはその典型です。最近では動画サイトの登録者数とかSNSの「いいねの数」というのもあります。一方、キリスト教では今生きている世界ではなく、キリ...
2023年12月10日12月10日「主の日には何が起きるのか」(ゼパニヤ書1章10-18節)■はじめに 「地獄の沙汰も金次第」ということわざがあります。広辞苑では「地獄の裁判でも金で自由にできるという、金力万能を言うことわざ」と解説しています。私たちが生きている日本では「喜びや楽しみはお金で手に入れられる/お金が安心の拠り所」という風潮です。けれどもキリスト教では...
2023年12月3日12月3日「主は何を嫌うのか」(ゼパニヤ書1章1-9節)■はじめに 日本においてキリスト教は「慈しみ深い/やさしい/清い」というイメージがあります。「恐ろしい/邪悪」と感じる人は少ないと思います。しかし、聖書特に旧約聖書を開くと「神の怒り/神のさばき」の場面がたくさん出てくるので、「キリスト教は恐ろしい」となるかもしれません。パ...