2022年8月21日8月21日「神を畏れよ」(伝道者の書12章1-14節)■はじめに 今、日本にいる私たちにとって神とはどんな存在でしょうか。ある人は「初詣/パワースポット巡り」のように願いを叶えてくださる存在と答えるでしょう。ある人は「厄除け/厄払い」のように悪いものを払って災いから守ってくれる存在と答えるでしょう。あるいは、「天罰/お天道様は...
2022年8月14日8月14日「後の日のために」(伝道者の書11章1-10節)■はじめに イエスは「あるじから財産を預けられたしもべの話」いわゆる「タラントのたとえ」で、あるじのために損をする危険を冒した者をほめ、損を恐れて何もしなかった者を非難しました。私たちは神やイエスの喜びのために生きる者です。ただその際「思った通りの成果がでない/ムダになる/...
2022年8月7日8月7日「知恵ある者と愚か者」(伝道者の書10章-20節)■はじめに 聖書には「箴言」や「伝道者の書」のような知恵の書と呼ばれる書があり、そこでは問題を解決するための考えや方法を知恵としています。そして知恵には平和や平安、一致、満足、善、正しさといった、いわば神のご性質が伴っています。もし、問題を解決するときに混乱や不満がいつまで...
2022年7月24日7月24日「人は自分の時を知らない」(伝道者の書9章1-18節)■はじめに 私たちには思いも寄らない出来事が突然やって来て、思いも寄らない人生になることがあります。自然災害や戦争はその代表であり、現代で言えば新型コロナウィルスもその一つでしょう。聖書を見ると、イエスの弟子ペテロ、アンデレ、ヤコブ、ヨハネはイエスと出会った直後に家業の漁師...