2024年6月16日6月16日「さばきの恐れと期待」(ハバクク書3章1-7節) ■はじめに 私たちの人生には「恐ろしいけれども、それを通らなければ喜びや安心に至らない」という物事があります。身近なところでは、病の手術、学校や資格の受験といったところでしょうか。出産もこれに相当すると思います。ですので、私たちは不安や恐れを抱きつつ、一方では喜びを期待しな...
2024年6月2日6月2日「神の義を信じ切る」(ハバクク書2章9-20節) ■はじめに ダビデが詠(うた)った詩篇には「嘆きから感謝へ」移り変わるものがいくつもあります。以前説教した詩篇28篇はその典型と言えます。また「嘆きから感謝へ」の詩篇では、ほとんどと言ってよいほど、ダビデは様々な物で主をたとえています。例えば「巌、岩、盾、やぐら、御翼の陰、...
2024年5月26日5月26日「神の義は変わらない」(ハバクク書2章1-8節) ■はじめに 今の日本では何事もすぐに結果が求められます。それゆえ待つというのがだんだん難しくなってきているように思えます。ただ、待てないというのは現代人だけではありません。イスラエルの初代王であるサウルも、「自分が着くまで待つように」というサムエルを待てませんでした。サウル...