2020年8月2日8月2日「生ける水」(ヨハネの福音書4章1-15節)・はじめに 私たちの人生はいつも喜びと平安で満ちている訳ではありません。うまくいかない時には不満があり、先を見通せない時には不安や恐れがあり、人との別れや死別では痛みや深い寂しさがあります。それで私たちは何とか心を満たそうとします。しかし、完全にかつ永遠に効き目のある手段は...
2020年7月19日 7月19日「上から来る者と地から出る者」(ヨハネの福音書3章22-36節)教会の礼拝では奉仕者と呼ばれる様々な担当者がいます。例えば受付、司会、奏楽、説教、感謝の祈りなどがあり、教会によっては聖書朗読者や賛美リーダーというものもあります。こういった担当は礼拝出席者の目に見える働きですけれども、一方で週報やパワーポイント作成のように人の目にはつかな...
2020年7月19日7月12日「御子を信じる者」(ヨハネの福音書3章16-21節)「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。(ヨハネ3:16,新改訳2017)」聖書の中で最も知られ、また最も暗記されていることばです。ある本には、キリスト教の本質がこのことば...
2020年7月19日7月5日「新しく生まれる」(ヨハネの福音書3章1-15節)皆さんは何がきっかけで教会に来ましたか。「友人に誘われて/教会のイベントに興味を持って/親に連れられて」など、一人一人に何らかのきっかけがあると思います。では、どうしてイエス・キリストを救い主と信じましたか。「礼拝に出席している内に/聖書から教えられて/祈りの中で与えられた...
2020年7月19日6月28日「エルサレムの神殿をきよめる」(ヨハネの福音書2章13-25節)使徒パウロはテモテへの手紙の中で「敬虔を利得の手段と考える者たち」が教会にいることを指摘しています(Ⅰテモテ6:5)。「キリストを一心に信じ、熱心にキリストに従っているように見えるけれども、実は自分の幸福を目的としているクリスチャンがいる」と言うのです。私たちも「パワースポ...
2020年7月19日6月21日「最初のしるし」(ヨハネの福音書2章1-12節)使徒ヨハネはこの福音書でイエスによる7つのしるしを取り上げています。「カナの婚礼(2章)」はその一つであり、他には「5千人の給食(6章)」「ラザロのよみがえり(11章)」などがあります。7つのしるしでは、人には絶対にできない不思議な出来事いわゆる奇蹟が記されています。これを...
2020年7月19日6月14日「弟子を召す」(ヨハネの福音書1章43-51節)私たちは経験や習慣、文化から物事を決めつけてしまう傾向があります。例えば「男なのに/女なのに」のような性別による決めつけはその典型でしょう。聖書でも使徒の働きを見ると、救われるのは神の民ユダヤ人だけで異邦人にはあり得ないという風潮が記されています。それゆえ私たちは神に関する...
2020年7月19日6月7日「バプテスマのヨハネとイエス」(ヨハネの福音書1章29-42節)皆さんはいつイエス・キリストという人物を知りましたか。クリスチャンの家庭に育ったり、あるいはキリスト教系の幼稚園に通っていた人は小さい頃から知っていたでしょう。教会の日曜学校で知った人もいますね。それ以外の方々はおそらく世界史で習ったのが最初ではないかと思います。ただし、ほ...
2020年7月19日 5月24日「イエスについての証言」(ヨハネの福音書1章14-28節)皆さんには頼れる人がいますか。困った時や悲しい時、つらい時にその人の元に行けば安心できる、そんな人です。おそらく職場や家庭あるいは地域社会といった生活の様々な場面ごとにいるのではないかと思います。一方で、人間関係が希薄な現代社会では「誰にも頼れない」という状況もあります。そ...
2020年7月19日5月17日「イエスとは誰か」(ヨハネの福音書1章1-13節)今日から約2年をかけてヨハネの福音書を味わいます。この福音書はイエスの12使徒の一人ゼベタイの子ヨハネが書いたとされています。新約聖書には4つの福音書があり、このうちマタイ、マルコ、ルカは「イエスはどんな人生だったのか」に焦点が当てられています。今で言えばドキュメンタリー映...